まだ小学校の頃だったと思う
確か学研から「マイキット200」という
あらかじめ並べてあるトランジスタやコンデンサーなんかとリード線をつないで
ラジオとかなんちゃってトランシーバーなんかを組み立てられるキットがあった
今思えば結構な金額だったと思うが
それを手に入れた私は学校から帰って寝るまでほとんどこれに付きっ切りになってしまった。
生意気にリレーとかマグネットスイッチなんかもあって
友達にも全く話が通じなかったのだが、それでもかなり楽しい日々だったと記憶している。
中学に入る頃には半田付けだけはプロ並みと言われるようになり
2年になるとアマチュア無線まで取ってしまった(当時電話級、現4級)
電子ブロックなんてのもありましたね
一番気に入って他のがダイオードラジオ(鉱石ラジオ? ゲルマニウムラジオ??)
私の家は手稲山のアンテナから直線で15kmくらいで
NHK第一の出力はたしか10KW
寝る前には必ずダイオードラジオを組んで
本来ならインピーダンスの高いクリスタルイヤホンで聴くところを
トランスをかましてスピーカーに繋ぎ
耳元に置いて微かに聞こえる深夜番組を子守歌に寝ていました。
35年も前のことです、外は現在よりずっと静かで
スピーカーでもなんとか聞こえたんです。
いやあ、当時夏には網戸を開けておくとクワガタが部屋に突入してきたりして(笑)
パーツはキットの表のコイルスプリングに繋がっていて
組み立てる時は必要なコイルとコイルをリード線でつなぐだけ
自分でどのパーツのどことどこを繋いでるかよくわかるので
当然理屈なんか理解できないまでも、電子回路の仕組みがうっすらわかってきたものです。
今考えてもいいおもちゃだったと思います。
できれば子供たちにはこんな玩具を与えたいと思ってます。
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