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2006年07月30日
SiC ベアリング
休みが取れずに近場でワームをキャストしてみるも小ソイばかりで、釣られている方が気の毒なのでさっさと帰ってきました。
すっかり値が下がった旧型リールを使い倒している私としては、少しでも飛距離と使い勝手を最新型に近づけたいところ。例によってハンドル強度が不足しているABUなので、AVAIL製ハンドルに交換してます。
メンテついでにZPIのSiCベアリングを入れてみました。
ZPI sic-BB Kit 純正スプール用チューニングパーツ
スプールベアリングを押さえているピンは圧入されているだけなので、スプールに傷が付かないようにペンチで慎重に抜けばOK。ただしペンチは安物を使うと力が弱いのでピンを傷つけます(やっちゃいました!)ので、倍力ペンチを使うと簡単にできます。
ベアリングの交換自体はたいしたことないので
ここでついでに同じくZPIのF0オイルを注油します。
ZPI F-0(FrictionZero)
オープンベアリングはシールドタイプより回転はいいですが、一番心配なのはオイル切れ。F0の場合は固体潤滑の部分が大きいですが、それでも1日中使っていれば遠心力で油膜が切れてしまうのは時間の問題。かといってあまり粘度の高いオイルを使えばせっかくのSiCの回転をスポイルしてしまう。
そこで見つけたのがこれ、F0と併用します。
明記はしてませんがどうやら非ニュートン系のオイルでチタン粒子の固体潤滑もあるらしい。非ニュートン系ならどんなに高回転でも金属表面にまとわりつくので油膜切れの心配がありません。油膜切れで悩んでいる水平対向のエンジンには非ニュートン系オイルをチョイスしていることが多いようです。
粘度の高いチェーン用のスプレーもあるので、こちらはマスターギアに注油します。
ABUにしては(失礼!)かなりシルキーなギアに仕上がっているSXですが、非ニュートン系の強固な油膜がクッションになったようで、国産S社にも劣らない巻き心地です。かなり「ゴリゴリ」感の強いクラシックタイプのABUと相性が良さそうな気がします。
どちらかというとギアのへたりが早いS社のギアとシャフトには、新品のうちからこのオイルを入れておきたいと思います。あの初期性能を維持するのは正直言って苦労します。
SiCを入れて飛距離はどうなったかって? スプールが旧型なんで国産最新型のD○7や○リオンなんかにはまるでかないませんが、AVAILのシャロースプールを入れたらかなりいい線いくんじゃないでしょうか。
3/8ozシンカーで10~20%は伸びたような気がします、おまけに音も静かになったので明らかに抵抗は下がったようですね。これから時間を掛けてミリオネアとメタXTも交換してみましょう。
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すっかり値が下がった旧型リールを使い倒している私としては、少しでも飛距離と使い勝手を最新型に近づけたいところ。例によってハンドル強度が不足しているABUなので、AVAIL製ハンドルに交換してます。
メンテついでにZPIのSiCベアリングを入れてみました。
ZPI sic-BB Kit 純正スプール用チューニングパーツ
スプールベアリングを押さえているピンは圧入されているだけなので、スプールに傷が付かないようにペンチで慎重に抜けばOK。ただしペンチは安物を使うと力が弱いのでピンを傷つけます(やっちゃいました!)ので、倍力ペンチを使うと簡単にできます。
ベアリングの交換自体はたいしたことないので
ここでついでに同じくZPIのF0オイルを注油します。
ZPI F-0(FrictionZero)
オープンベアリングはシールドタイプより回転はいいですが、一番心配なのはオイル切れ。F0の場合は固体潤滑の部分が大きいですが、それでも1日中使っていれば遠心力で油膜が切れてしまうのは時間の問題。かといってあまり粘度の高いオイルを使えばせっかくのSiCの回転をスポイルしてしまう。
そこで見つけたのがこれ、F0と併用します。
明記はしてませんがどうやら非ニュートン系のオイルでチタン粒子の固体潤滑もあるらしい。非ニュートン系ならどんなに高回転でも金属表面にまとわりつくので油膜切れの心配がありません。油膜切れで悩んでいる水平対向のエンジンには非ニュートン系オイルをチョイスしていることが多いようです。
粘度の高いチェーン用のスプレーもあるので、こちらはマスターギアに注油します。
ABUにしては(失礼!)かなりシルキーなギアに仕上がっているSXですが、非ニュートン系の強固な油膜がクッションになったようで、国産S社にも劣らない巻き心地です。かなり「ゴリゴリ」感の強いクラシックタイプのABUと相性が良さそうな気がします。
どちらかというとギアのへたりが早いS社のギアとシャフトには、新品のうちからこのオイルを入れておきたいと思います。あの初期性能を維持するのは正直言って苦労します。
SiCを入れて飛距離はどうなったかって? スプールが旧型なんで国産最新型のD○7や○リオンなんかにはまるでかないませんが、AVAILのシャロースプールを入れたらかなりいい線いくんじゃないでしょうか。
3/8ozシンカーで10~20%は伸びたような気がします、おまけに音も静かになったので明らかに抵抗は下がったようですね。これから時間を掛けてミリオネアとメタXTも交換してみましょう。
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Posted by wyvern at 22:14│Comments(5)
│釣り/リール
この記事へのコメント
その非ニュートン系ってのが気になります(^_^;)
ってか全然行けてません…ちゅり(T_T)
ってか全然行けてません…ちゅり(T_T)
Posted by elvi1991 at 2006年08月01日 09:53
>会長
言葉で言うととってもむずいんですね、力を加えた時にその垂直方向に分子が動く云々と・・・。手っ取り早く言うと、オイルを泡立て器でかき混ぜた時に、オイルが泡立て器を伝って上に上ってくるのが非ニュートン系。洗濯機みたいに液体が容器の方に遠心力で寄せられるのがニュートン系です。うなぎを手掴みしにくいのも非ニュートン系液体がくるんでるからだそうで、そんなに非日常的な物じゃなさそうですよ、血液も非ニュートン系らしいですし。
言葉で言うととってもむずいんですね、力を加えた時にその垂直方向に分子が動く云々と・・・。手っ取り早く言うと、オイルを泡立て器でかき混ぜた時に、オイルが泡立て器を伝って上に上ってくるのが非ニュートン系。洗濯機みたいに液体が容器の方に遠心力で寄せられるのがニュートン系です。うなぎを手掴みしにくいのも非ニュートン系液体がくるんでるからだそうで、そんなに非日常的な物じゃなさそうですよ、血液も非ニュートン系らしいですし。
Posted by wyvern at 2006年08月03日 07:46
う~ん…何となく分かった様な“気”がする(^_^;)
Posted by elvi1991 at 2006年08月03日 10:24
非ニュートン系も魅力的ですが、F-0には水置換剤と極性添加剤が最初から配合されていますよ。
水置換剤は比重の重い水が油膜の下側に入り込むのを阻止する役割がありますね。つまり水と混ざらないから乳化しない。
極性添加剤は合成油脂の皮膜を電気的に金属表面に付着させる効果を持つので遠心力にも吹き飛ばされないって事。
F-0って思いのほか長持ちするんですよね。
ずぼらな僕にはぴったり。(ケミカルオタクばればれ?笑)
ではまた。
水置換剤は比重の重い水が油膜の下側に入り込むのを阻止する役割がありますね。つまり水と混ざらないから乳化しない。
極性添加剤は合成油脂の皮膜を電気的に金属表面に付着させる効果を持つので遠心力にも吹き飛ばされないって事。
F-0って思いのほか長持ちするんですよね。
ずぼらな僕にはぴったり。(ケミカルオタクばればれ?笑)
ではまた。
Posted by 通りすがり at 2006年09月09日 17:04
>通りすがり さん
ケミフェチは人のことは言えなくて(笑) 確かにF0は思ったより保ちはいいですね、クロスギアに使っても調子良いですし。今のところはレスポの粘度を下げるのにF0をブレンドしてるような状態です(混ざってるのかな?)
ところでSPINの正体がよくわからないんですが、もしご存知でしたら教えて頂けませんか
ケミフェチは人のことは言えなくて(笑) 確かにF0は思ったより保ちはいいですね、クロスギアに使っても調子良いですし。今のところはレスポの粘度を下げるのにF0をブレンドしてるような状態です(混ざってるのかな?)
ところでSPINの正体がよくわからないんですが、もしご存知でしたら教えて頂けませんか
Posted by wyvern at 2006年09月11日 08:03
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